この記事ではサラリーマンが、ふるさと納税の仕方を調べている際に知っておいてほしいこと手順などを簡単に紹介しようと思います。
ふるさと納税の仕組み
まず、そもそもふるさと納税とは何か?どんな仕組みかについてですが、詳しくはこちらの記事に書いてあります。
パッと見てわかるようにふるさと納税の仕組を画像で貼っておきます。
ざっくり言うと、ふるさと納税という名の『寄付』をしたら、ふるさと納税を利用しなかった人に比べて2000円多く支払うけれども、それ以上の返礼品がもらえる制度です。
個人によって上限金は違いますが、5万円をふるさと納税で寄付した場合、2000円を引いた48,000円のうちの3割~5割ぐらいの金額に相当する返礼品がもらえます。
そして、その48,000円は控除という形で来年引き落とされる税金が少なくなって返ってきます。
つまり上のパターンでも5万円払ったら、4割の19,200円分の返礼品と48,000円分の控除が手に入るので、実質2000円で19,200円分の返礼品がもらえます。
納税と名前がついているので、色々先生とかめんどくさそうなイメージがありますが実際は寄付です。
返礼品だけではなく、税金の使い道を見てふるさと納税の寄付先を選ぶ人もいます。
よく行っている観光地だったり、行ったことがなくても被災地の復興のために支援も兼ねてふるさと納税で寄付をするなど。
ふるさと納税の手順を簡単に紹介
サラリーマンが実際にふるさと納税を利用する場合の手順を簡単にまとめると
①自分の限度額を調べる。
②寄付する自治体の返礼品を選ぶ(返礼品や税金の使い道などを見て決める)
③ふるさと納税をしたことを国に申請して、控除を受けられるようにする。
④届いた返礼品に喜ぶ(笑)
これだけです。
とても簡単なのですが、国がやっていることなので面倒くさそう、興味はあるけどよく分からないからやってないという人がまだまだ多いのが現状です。(もったいない)
サラリーマンに便利なワンストップ特例
ふるさと納税で寄付したと国に申請すると上で説明しましたが、これは確定申告で申請をしなければいけませんでした。
自営業の人や今まで確定申告をしている人であれば、毎年やることなのでそのついでに申告すればいいだけなのですが、今まで確定申告をしていなかったサラリーマンはそうもいきません。
法人の会社だったら税理士さんにわざわざお金を払って依頼する確定申告、自営業の知り合いからも計算が面倒くさい、大変と聞いている人もいると思います。
それを個人のサラリーマンにやれと言ったら『じゃあ、めんどくさいからふるさと納税しない』となってしまいます。
そのためにワンストップ特例制度というものが出来ました。
今まで確定申告が不要だったサラリーマンの方で、5箇所以内の自治体にふるさと納税の寄付をしている場合は確定申告をしなくても、ふるさと納税を申し込んだ自治体にそのままワンストップ特例制度の申し込みをすることで、代わりに国への申請の手続きをやってくれます。
※申請の際はマイナンバーカードか運転免許証、パスポートのコピーが必要です。
ふるさと納税は、なぜ年末調整できない
そもそも会社が年末調整で従業員の税金や控除を計算しているんだから、その時一緒にやってくれればいいじゃないか!と思いますが、12月31日をすぎないと一年の総額というものを確定できないからできないんだそうです。
これは医療費も同じで、高額になった医療費を申請して控除を受ける場合、確定申告が必要です。
ただ、ふるさと納税の場合はその確定申告の手続きをワンストップ特例制度で簡略化することにより、多くの人にふるさと納税を利用してもらおうとしています。
ふるさと納税ができるポータルサイト
ふるさと納税を利用する人は毎年ぐんぐん増えています、各市区町村のホームページにふるさと納税の返礼品が紹介されていたりもしますが、個別で管理したり対応したりするのが大変なのでそういった窓口としてふるさと納税ポータルサイトというものがあります。
これは民間の企業も参入しているサービスなので、今後も増えていく可能性は大いにあります。
有名どころをいくつか紹介します。
個人的には総務省のふるさと納税ポータルサイトとふるさとチョイスは少し使いにくいので、初めての人はソフトバンクが運営している『さとふる』が対応も良く親切なのでおすすめです。
このふるさと納税ポータルサイトの使いやすいランキングの記事はこちらのページで紹介しています。
【ふるさと納税ポータルサイトの有名どころ】
・総務省ふるさと納税ポータルサイト
・ふるさとチョイス【取扱数が最多】
・さとふる【対応がいいと好評】
・ふるなび
・noma style【ベビー用品・ファッション専門で個性的】
・ふるぽ
・ふるさとエール
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・わが街ふるさと納税『CityDO!』
・Yahoo!ふるさと納税【yahooショッピングを利用する人向け】
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